フィルムに留められたツクリモノの話。

これまでのもの。
⊂ ０ ⊃　⊂ １ ⊃　⊂ ２ ⊃

タイトルってこれで良かったでしょうか？　英語表記だったか、ロワイヤルだったか、ロイヤルだったか思い出せなかったりします。けど、ロイヤルじゃないですよね、たぶん。

原作読んでないので、原作との対比ができないのですが、面白かったのかなぁ…？　面白いというよりは、怖かったという感じでしょうか。
映像は邦画独特の青っぽさで、殺し合いのシーン意外は綺麗な感じがしました。が、殺し合いのシーンは、心が休まらなかったです。ホラーものとかの嫌なドキドキ感がやまなかったです。

お話は、信じる者は救われる…？　な感じでしたが、ちょっともやもやが残りました。
だって、綺麗事だけじゃ済まないこともあるし、汚いものを知らなかったら、その綺麗さも解らないと思うのですよ。
なので、最後まで生き残った人が自分の手を汚していないというところが嫌だったのかも…。
けど、やっぱり最後に残った人が誰かを殺してしまっていたら、それからをまともに生きていくことができなくなってしまうでしょうから、あの終わり方は必然だったのかも――とも、思うんですけどね。
人の命の重さが伝わるかどうかといえば、あれじゃ伝わらないと思いますが、考えさせてくれる話ではあったかなぁ…。

ところで、完全版って何が違うんだろう…？

わたし、この手の映画好きみたいです〜。ブレイブハートも結構好きだし。権力と戦うってシチュエーションが血沸き肉踊るって感じ。(笑)

この映画のいいとこは武力に武力――という方に走らなかったとこかと思います。それは作り話だから可能なのかもしれませんけど、いつまでもハムラビ（ハンムラビでしたっけ？）法典のノリじゃ終わらないし、終われないでしょうし…。

多分、メインは主役のおっさん(誰でしたっけ？)のラブ話なのでしょうが、その辺のエピソードはあんま要らなかったかなぁ……。それ抜きにした方が、面白そうです。てか、登場人物が都合よく殺されてしまうのには抵抗有りなのですよ。

とりあえず、面白かったと思います。かといって、期待して観てたら、肩透かし感を味わったかもしれない、微妙な感じでした。

古い映画ですが、私はこういうアジアンテイストのファンタジーもの――と言うかお化けものが好きなのですよ。キョンシーシリーズもけっこう見て、夢の中で追っかけられて恐怖したし。(笑)

最近、この手の作品がぐっと減ってしまって寂しいですね〜。グリーンディスティニーはそういうノリだったのかもしれないですが、映画館に行こうかと迷ってる間に放映が終わってしまってたのです。もうビデオは出てるのかしらん？

話がずれましたが、やはり昔の作品なので化け物とかがちょっとヘボいですが、１の方は全体的に流れる雰囲気がきれいでした。２の方はストーリーがいまいち〜。
私は、オーメンよりこっちのが好きです。