◆紫の炎◆

―創作という名の戯れ―


何だか、その時のノリじゃないですけど、
勢いみたいなので書いてる部分も多々あるので、
見苦しい部分もあるやも…。





君はまるで月の様だね

夜の闇照らし 時折紅く妖艶に輝く満月みたい
少し手を伸ばせば 触れられそうなのに
頑張って追いかければ 追いつけそうなのに
僕の思いは決して 君には届きはしないんだろうね

それでも月を見れば君を思い出す
遠い空の下で小さな望みと痛みを抱えながら
今日も白い月を見上げる

◆解説◆
安直な恋ネタシリーズ第一弾。
月は綺麗なので大好きです。
赤い月とかも結構あれはあれで味があって、すごく好きです。
片思いにおける相手の存在って言うのは月のようなもんかな?
と思って書いたんだけど…あーお恥ずかしったらありゃしない(汗)



夏の花

「夏の恋は花火の様だ」 誰かが言う
一瞬の輝き 長続きしない想い
けれど花火のような綺麗に終れる恋なら 夏じゃなくても大歓迎
派手過ぎるほどに打ち上げて 夏の夜空を彩りましょ
思い出も未練も悲しみも 綺麗さっぱり散ってくれれば
君の狡さも 僕の弱さも あの小波がかき消してくれることだろう

◆解説◆
そして早くも第二弾(笑)。
何となくTMRっぽい感じがする…?
夏になると新曲出してましたからねぇ、彼も。
花火は綺麗なので好きですが、あの終った後の、
現実に引き戻される感じは嫌ですねぇ。
これは、何に関しても言えることだけど。



何でだ?

車のエンジンかけて 灼熱のアスファルトに繰り出す
カーステは お気に入りのナンバーでご機嫌だ
窓から流れこむ風の温さも また快感だ
助手席に座った彼女もにっこりだ
今日は君と過ごす素敵な休日 充実した夏休み

けど僕は会社にいる 君との約束を断ってここにいるんだ
僕だけじゃない 仕事場の皆ここにいるんだ
何で僕たちは ここにいるんだ?
何で机に向かって仕事してるんだ?
何でだ? 何でだ? 何でだ?
自問する僕の横で 熟年離婚の社長が笑った…

何でだ? 何でだ? 何でだ?

◆解説◆
社会人の哀愁が、そこはかとなく漂ってますねぇ…(苦笑)。
会社に振り回されることも多々ある世の中――
私も会社の兵隊にはなりたくないんですが、上には逆らえないのも現実。
我を通すには上に行くしかないんでしょうか…。



我ガ道ヲユク

あぁ 人の気持なんて解らないわ
解ったフリしてても それは「フリ」でしかないと知ってるし
ただ自分に置き換えて考えてるだけだっていうのも解ってる
それは「誰かに対する思いやり」なんて綺麗なものじゃないの
それは痛いほどに感じてるわ
なのに何でこんなに苦しいの?
自分のことじゃないのに何故こんなにも苦しいの?

堅苦しく考えるなよ お前の思うようにやればいいさ
他人のことなんざ知ったこっちゃねえ
重要なのは お前がいかに楽しむかだろう?

人を犠牲にして得た喜びに何の意味があるというの?
あなたは本当にそれで幸せになれると思う?
自分がしたことはいつか自分に反ってくるのよ

私の中でせめぎあう二つのワタシ
でも 私の選べる道はいつだってたった一つで…
たった一つだから 後悔しないような道を選びたい
周りからどう言われようとも 私は私の道を行こう
例えそれが間違った道であったとしても

◆解説◆
別名、天使と悪魔のせめぎ合い〜♪
これについては深く語っちゃうと、
やばいくらいの暗い話し(洒落にあらず)になっちゃうので、逃げ!!(死)
興味のある方は個人的に聞きに来てください(嘘)。







▼モドル▼