色を塗る(使用ソフトPainter 6.0J・Photoshop 5.5)
やることは使用するソフトによって違ってきますが、私は
普通に塗る場合はペインターを使い、ぱきっとした色つけをしたい時はフォトショを使います。
1. 150dpiの線画をペインターで開き、下準備をします。
このファイルは縮小したものなので、アート素材の中にあるテクスチャの設定を変える必要があるので、
上質紙でもベーシックペーパーでも好きなものを選び、倍率を50パーセントにします。
それと、よく使うブラシやペンをカスタムパレットに抽出しておくと少し手間が省けますが、
塗っていると邪魔に感じることもあるんですよね、これ。(任意の場所で固定できるといいのに。)
作業中の画面はこんな感じです。

これで確か画像は100パーセントの大きさだったような…小さくて見えませんけど。
このテクスチャの倍率を設定する作業はペインターを起動させるたびにやらないといけないので、
オブジェクトのスクリプトでその作業を記録しておくと、次からちょっと楽になります。
2. とりあえず、方向性をつかむために背景から塗り始めます。
人物メインの場合は人物からでもいいと思うのですが、光や影の方向性をつかむために
背景、人物(肌、髪、目、服、小物)の順に塗っていきます。
というわけで、背景150dpiの線画の画像はこんな感じです。

人物は人物用の線画から引っ張ってきてあたりとしておいてます。
3. 水彩でざっと塗る場所全体に下色をつけ、ぱぱっと色を塗っていきます。
下色は上に色を重ねてほとんど飛んでしまうのでどんな色でも構わないのかもしれませんが、
一応、色つけをする全体に関係のありそうな色、この場合は日が落ちる頃合なので、
1の画像の人物の後ろみたいな色を選んでみました。
後は色を塗って、混ぜて、塗って、混ぜての繰り返しです。
あ、混ぜるのに使うブラシは、とある講座さんの受け売りで、水彩の塗料0のブラシを作って使ってます。
この空の場合はオレンジ、赤みのオレンジ、紫に近い青を塗って馴染ませたんだったと思います。横の植木みたいに同色の場合は、薄い色から徐々に色を濃くして、陰影をつけていきます。

階段も、陰影を考えながら塗っていき、光に当たっているところに光の色をつけていきます。
この場合は夕日のオレンジを選びましたが、光源が蛍光灯なら青っぽい白とか、炎ならオレンジ、
木漏れ日なら緑を混ぜてみるとかしてみてます。

こんな感じに塗り終わったらPSD形式で保存して、ペインター上での作業はいったん終わりです。
4. 背景画像を加工します。
階段のコンクリート感や汚れを補うためにフォトショップでさっき保存したファイルを開きます。
背景の上に新規レイヤーを作り、適当な色(この場合は灰色)を選び、フィルター→描画→雲模様1を適用します。
これだけではちょっと物足りなかったので、さらに フィルター→変形→海の波紋を重ねがけして
余分な部分をカット。
→ 
そのレイヤーの合成方法を焼きこみカラーにして、不透明度を調整して階段は終わり。
5. 次に、空に雲と星を書き足します。
星はフォトショのブラシで適当に点を打ち、消しゴムツールのブラシを選び、
オプションの不透明度をチェックして、適当に消して濃淡を調整します。
そのレイヤーを複製して、フィルター→ぼかし→ガウス を選んでぼやんとした光を作ります。
雲はペインターのエアブラシツールで適当に書き足します。
→ 
6. 解像度を300dpiに戻しておきます。
最後の仕上げとして、解像度を300dpiに戻し、背景レイヤーをアクティブにした状態で
すべてを選択し、カンバスを選択しておいて編集→コピーで線画レイヤーを作った時に用意しておいた
300dpiの背景線画のファイルを開いて、ペーストして保存しておきます。
この際、解像度を上げた画像に線画は含みません。
これで背景については一応、終わりです。
次は人物です。
■ 塗り2に続く ■